シバッタマン|部門長/講師/WEBサイト管理人
闇の中で
私は「シバッタマン」と呼ばれています。本名は柴田義彦です。
かつてはSE(システムエンジニア)として、娘の未来を守るために必死で働いていました。
しかし、思うように成果を出せない自分に苦しみ、発達障害(ADHD・ASD)があることがわかりました。その事実を受け止めきれず、心は崩れ落ち、うつ病を発症しました。
さらに、前職で共にがんばってきた大切な友達を失いました。
あの時の喪失感は言葉では言い尽くせません。支えを失った私は、1年間、家の中に閉じこもり、自分を責め続けました。朝が来ても布団から出られず、世界から置き去りにされたような孤独だけが胸を締めつけていました。
光を見つけて
そんな私を支えてくれたのは、娘の存在でした。小さな手を握りながら「パパ、まだ大丈夫」と言われているような気がして、心の奥に微かな光が差し込みました。
どんなに自分を嫌っても、「娘のために生きなければ」という想いだけは消えませんでした。暗闇の底で、その気持ちが唯一の希望となり、私を立ち上がらせたのです。
再出発の歩み
勇気を振り絞って就労移行支援の扉を叩いた私は、再び学び直すことを決意しました。企画の分野で力を発揮し、自分にもできることがあると気づきました。
CARE LAND(発達ケアランド)というブログでは、発達障害やうつの体験、退職代行を使った出来事、失敗から学んだことを正直に書いています。「失敗も経験のストック」という言葉は、私自身の実感から生まれたものです。
チームシャイニーでの今
チームシャイニーでの今
現在の私は、就労移行支援事業「チームシャイニー」で部門長・講師として活動しています。ここでは、WEBマーケティングと生成AIを中心に、利用者さんに向けて実践的なスキルを伝えています。
特に得意なのがSEO(検索エンジン対策)です。個人では、プロ野球と家族をテーマにしたブログ「プロ野球とエンターテイメント ヨシラバー」を8年以上運営してきました。そこで記事を書き、試行錯誤しながらPVを伸ばしてきた経験が、現在のWEBマーケティングの仕事の土台になっています。
生成AIやWEBマーケティング、データサイエンスなど、最先端のITスキルを仲間と共に学び合い、それを就労移行の現場で“使える形”にして届けることが、今の私の役割です。
シバッタマンという証
シバッタマンという名前は、私にとって再生の証です。SEとしてがんばった日々も、発達障害を知りうつに苦しんだ日々も、友達を失った悲しみも、そして引きこもり続けた時間も、すべてが今の私を形づくっています。それらを受け入れたからこそ、今こうして明るい未来を信じて歩むことができています。
娘の笑顔を守るために。仲間と共に希望をつなぐために私はこれからも挑戦を続けます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | シバッタマン(本名:柴田義彦) |
| 所属 | チームシャイニー(就労移行支援) |
| 役割 | 部門長/講師/WEBサイト管理人 |
| 活動分野 | 企画、WEB制作、ブログ発信 |
| 専門スキル | 生成AI、WEBマーケティング、データサイエンス |
| 特性 | ADHD/ASD、精神障害者保健福祉手帳二級 |
| 家族 | 娘ひとりの父親 |
| 経験 | SEとして奮闘 → 発達障害発覚 → うつ発症 → 仲間の死 → 1年間の引きこもり生活 |
| 信念 | 「失敗も経験のストック」 |
| 発信場所 | 発達障害の仕事やキャリアの窓口、 プロ野球とエンターテイメント ヨシラバー チームシャイニー公式サイト |
