コンピュータによる将棋の世界大会の第32回世界コンピュータ将棋選手権が、5/3(火)から5/5(木)にかけて川崎市産業振興会館で行われ、利用者のk.yukaさんとスタッフの吉見、田之畑、近藤で参加してきました。
将棋AIは前回の電竜戦で強かったdl-shogiをベースにした振り飛車用に調整したものをを用いました。振り飛車ではない形勢で評価値を悪く判定してしまうなど人知れず苦労はありました。電竜戦と異なり、指し手に関して人間はノータッチで将棋AIにすべて任せました。
事前の練習対局ではアマチュア数段くらいの実力はあってひそかに期待をしていましたが、思った以上に他参加者のレベルが高くまだまだ力不足であることを実感しました。結果は初日の一次予選で4勝4敗で、あと1勝で次の予選に進める可能性があったのが惜しまれます。2日目、3日目は上位の他参加者と交流して刺激になりました。前回同様に将棋AIは人間とは違った感性があり、時には信じられないような手で逆転したりしているのを会場で目の当たりにして会場中の人が驚いていました。
今回もdl-shogiが猛威を振るっていました。ハイスペックのマシンで調整されたチームが見事優勝を勝ち取りました。上を見ると世界の違いをおおいに痛感します。
初参加ですし今後成長していくと考えれば総じて良かったと考えています。来年に繋げていきたいです。
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